[ 香りのお風呂 ]
毎日の暮らしの中でわたしたちは、自分では気づかないうちに、それはそれはたくさんの香りに触れています。
眠気がさしてぼーっとしているときに、みずみずしいレモンの香りがしたらどうでしょう?
きっと気分がシャキッとして、リフレッシュできるはずです。
イライラしているときに、ホットケーキのメイプルシロップの
あの甘い香りがしたら?
あらあら?いつのまにか、しかめ面が笑顔に変わっている!?
そうです。
香りは心模様を変えてしまう不思議な魔法なのです。
・・・そんな素敵な魔法を使わない手はありません。
お風呂は体を清潔にするところだけにあらず!
ここでは植物の自然な香りーアロマテラピーのエッセンシャルオイルを使って、嗅覚と肌から直接働きかけ、心と体にうれしくて効果的なお風呂のメニューを紹介していきます。
[ エッセンシャルオイルについて ]
アロマテラピーになくてはならないのが、エッセンシャルオイルです(花や葉っぱの香りをかいだり、お茶やハーブティーを飲む、果物を食べることなども広い意味でのアロマテラピーといえます)。精油とも呼ばれ、植物から抽出される揮発性の高い芳香成分で、その中には植物の様々な有効成分がギュッと濃縮されています。
小さなガラスの小瓶につめられた植物の生命の不思議、とても貴重なものです。
例えばバラの精油ならその1滴は、バラの花50〜60本分の花びらに相当するのですから。最後の1滴まで大切に使いましょう。
そして、むやみにその効果や薬効のみに捕われず、まずは、自分の心地いいと感じる好きな香りを一つ見つけることからはじめしょう。
(※エッセンシャルオイルは使用上の注意をよく読んでから使いましょう)