そんなハーブなお話
[ 五月病?プチうつ気分よ、さようなら〜気持ちを明るく前向きにする、ベルガモット〜] カリン:ライム、久しぶり〜!あ、どうしたの?なんか浮かない顔・・・。 ライム:えぇ・・・。新しい仕事にも慣れてきたハズなんですが、なんだか上司に振り回されてる気もして・・・。月曜日がゆううつで・・涙・・・。 カリン:ライムは真面目すぎるからね。もっと、パァー(?)っといかないと。 ライム:カリンのノー天気さが、うらやましいです。 カリン:むむ、ちょっとー。ほら、アールグレイでも飲んで元気出して!専門店で奮発して買った、とっておきの茶葉よ。 ライム:はぁ〜。やっぱりこの香り好きだなぁ(しみじみ)ベルガモットは気分を明るくし、やる気を出してくれる香りでしたよね。 *紅茶のアールグレイはベルガモットオレンジ(以下ベルガモット)で香り付けされています。*他にはネロリ、ジャスミン、ゼラニウム、ローズマリーなどもGOOD. カリン:そう、落ち込んでいる時や、ブルーな気分にはまり込んだ時なんかにいいのよ。 マグカップにお湯を入れてエッセンシャルオイルを2〜3滴たらせば即席アロマポットに変身!職場でも簡単にリラックスできちゃう。 ライム:ベルガモットの香りはさわやかな甘さなので、職場でも安心して使えそうです。 カリン:うちのショップでも人気で、いつも上位にランキングしているしね。 ライム:カリンみたいに、おっちょこちょいの人は、間違って飲まないよう要注意ですね。 カリン:こらー!いくらお間抜けでもさすがにそれはないわよ!美味しい香りの消しゴムはつい噛んじゃったことはあるけどね。 ライム:うぅ。(そ、そんな)でも、笑える〜! カリン:あ、いつものライムに戻った!ベルガモットと笑いでプチうつ乗り切ってね! ライム:はい、いつの間にか気持ちもほぐれてきましたよ。よーし、また明日から仕事がんばりまーす! カリン:ライムってけっこう単純!(笑)
[ベルガモットオレンジ BERGAMOT] ミカン科ミカン属おもにイタリアやモロッコで作られている。 ベルガモットの名前は、この木が最初に栽培されたベルガモという北イタリアの小都市の名前に由来するともいわれている。樹は2〜3メートルにも成長し、白い可憐な花を咲かせ、小さなオレンジのような果実をつける。 この実は食用には適さないと言われ、専ら香料として使用する精油が採るために利用される。イタリアの民間療法で長く親しまれてきた精油が、果実の皮を圧搾して精油をえる。 紅茶のアールグレイの香り付けとして使われていることでもよく知られる。香りはフレッシュな柑橘系でフローラルさをあわせ持ち親しみやすく、淡い緑色をしている。 抑うつや不安感、神経の緊張に効果的で、泌尿管系の炎症・感染症のあるときにも適している。また、殺菌消毒の特性があり、皮膚のあらゆる感染症にも効果を発揮するのでスキンケアにも適している。 イタリアではデオドラント用のオーデコロンとして広く使われてきている。(ただし光感作用があるので、日光の下では露出した肌に使うことは避けた方がよい) *シソ科に同じ名前のハーブ(ベルガモット/和名タイマツバナ)があるが、これは葉がベルガモットの精油とよく似た香りをもつことから同名がつけられた。
[ルームスプレー「しあわせを感じる香り」]
1.ビーカーにエタノールを入れる。 |