春
日に日に暖かくなってきたね
眠っていた草や木々が芽を出し
春の花たちが蕾を膨らませてくると
なんだか心も春めいて・・・
今日はタンポポでも摘んで
お風呂に浮かべてみようかな
タンポポ イエロー(癒えろー)パワー
バラ風呂ならず、タンポポ風呂。
「なんだ、タンポポ?」
タンポポが、その辺にどこにでも咲いているからって馬鹿にいちゃあいけません。
タンポポだってりっぱなハーブ。
侮るなかれ、タンポポイエロー(癒えろー)パワー。
その1−ドライ編 ちょっとめんどくさいけど温まる
1: タンポポを摘んでくる
2:タンポポの根と葉を乾燥させる
3: 乾燥したタンポポを刻んで、袋に入れて湯舟に浮かべる。
または、乾燥したものを鍋で煮出して煮汁を入れる。
● 体が温まって、風邪や疲労回復に良い
その2−フレッシュ編 最近のお気に入り ラララララ ラ5つ
1:タンポポを摘んでくる。
2: タンポポの根を切り離す。(根はタンポポコーヒーにするのだ)
3: タンポポの茎と花を切り離す。
ここからがラララ〜楽しみ楽しみ。
タンポポの花をお風呂に入れると、「わー、明る〜い」きいろの色が心を無邪気にしてくれる、なんだか気持ちも明るくなって楽しい気分になるのだ。
そして、茎つきのタンポポを髪にピンで留めて髪かざりにすると、
とってもオシャレ?
ひとり鏡を見てうふふと満足する。
*タンポポの茎で遊ぶ
茎をストローにする(片一方に切り目を5箇所くらい入れ少し広げる方がよい)
作っておいたシャボン玉液に茎の先を吹くとシャボンができるというわけ。
このシャボン玉遊び、なかなかやめられない。
一通り遊んで体や髪も洗ったら、ふたたび湯舟にのんびりつかりましょう。
はあー、いい気持ちぃ〜。
お風呂上りにタンポポコーヒーだったらいうことなしのフルコース。
タンポポコーヒーはカフェイン抜きの健康な飲み物です。
確かにコーヒーの味がします。
でも、わたしはやっぱりふつうのコーヒーの方が好き。
そうそう、タンポポのお浸しっていうのもできます(意外に美味しい!)。
いずれにしても、お散歩の犬君のおしっこがかかっていないような場所のタンポポを選びましょう。
[ ちょっとブログ的—たんぽぽの思い出 ]
これはわたしの心にそっとしまっておいたことなのですが・・・。
小学校1年生か2年生の頃だったと思います。学校帰りに線路を渡るのですが春になると線路の脇はまるで黄色の絨毯を敷きつめたよう。タンポポの花でいっぱい。
あの日はなぜか、ひとりで下校。
線路のタンポポに魅せられて、私は夢中になって花の首飾りを作っていました。
自分の分を作ったあと、お母さんにもと、さらに首飾りとブレスレットと指輪を・・・。
どれくらい時間がたったのかわかりません。
「出来た〜、お母さん喜ぶかな」と、何がわたしに起こったのか・・・。
なんだかおしりのあたりに、なまあたたかいお水のような・・・あ・・・。
首飾り2つと指輪とブレスレットのお土産を手にしながら、わたしはおいおい泣きながら帰ったのでした。
・・・もうひとつのお土産をなんとかこぼさないように。
あとで人に聞くと、タンポポの首飾りを大事そうにぶらさげて
わたしは顔を真っ赤にして大泣きしながら、
ひょこひょこ歩いて帰っていたそうです。
恥ずかしくも懐かしいタンポポの思い出です。