[エリカ]
学名:Erica vulgaris(Calluna vulgaris)
和名:えりか
ツツジ科で成長の遅い常緑低木。原産地は南アフリカ、ヨーロッパ。ヒースheath(ヘザーheather)とも呼ばれている。小説「嵐が丘」のヒースクリフの名前でも知られるイギリスの荒涼とした荒れ地をイメージするハーブ。(ヒースは荒れ地、または異教徒の意味も持つ)
ヨーロッパの農家でな馴染み深く、または必需品とも言える。古くから屋根葺きの材料や、燃料、染料などとして使われてきた。また、ハーブティーや、ビールの香料としてホップの代わりに使われたり、薬用としても広く利用されてきた。とくにリューマチや通風などに有効とされる。
花は可愛らしい釣鐘形で、ミネラルが豊富に含まれ、美白効果の高いアルブチンも多く含まれる。また、上等なハチミツが採れると定評がある。ハーブティーは爽やかな苦みのある草の香りがする。
花言葉は「孤独」「謙虚」