[ナスタチウム]
学名:Tropaeolum majus
和名:金蓮花(きんれんか)
ノウゼンハレン科の一年草。原産地は南米ペルーやコロンビアなどの山岳地帯。
葉は丸く蓮の花に似て、花はノウゼンカズラの花によく似ている。次々と花をつけるが高温多湿を嫌い、夏の直射日光で元気をなくし、一時花をつけなくなるが、秋にはまた元気になり花を咲かせ楽しませてくれる。
ナスタチウムは観賞用としても大変人気があるが、ハーブとしてもよく知られていて、古代オリエントの時代から、サラダやお茶にして飲食する習慣あった、といわれほど歴史を秘めている。 黄色やオレンジ色、赤などの色あざやかな花はエディブルフラワー(食用花)として、サラダやケーキなどの飾り付けに使われる。葉(ビタミンCと鉄分が豊富)、つぼみも同様に利用でき、ピリッとした辛みがある。 また、出来たばかりの若い種実はピクルスにもできる。
学名のTropaeolumトロパロルムは、「トロフィー」を意味し、トロイ戦争で戦士が流した血から生まれたという説があり、花はヘルメット、丸い葉は盾のシンボルとされていた。また、風の精がもらたしたというロマンチックな説もある。
花言葉・・・愛国心